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生命保険の受取り

  • 文責:所長 弁護士 伊藤美穂
  • 最終更新日:2023年6月28日

1 生命保険に加入しているかを調べる

日本は生命保険の加入率が高いため、ご家族が亡くなった場合は、亡くなった方が生命保険に加入していたかどうかを調べることが重要です。

調査の手がかりとして、生命保険の保険証券があります。

保険証券を見れば、どのような保険に加入していたのかが分かります。

保険証券が見つからない場合、通帳の履歴をチェックしてみるとよいかと思います。

生命保険に加入している場合には、保険料が引き落とされた形跡が残っていることがあるためです。

また、生命保険に加入しているかどうかを、ある程度一括して調べる方法もあります。

亡くなった方が生命保険に加入していたかどうか分からない方は、専門家に相談していただくことをおすすめします。

2 生命保険の会社に問い合わせる

亡くなった方が、どこの会社の生命保険に加入していたかが分かったら、生命保険会社に問合せをします。

生命保険の会社は、各社が所定の請求用紙を用意していることが多いため、死亡保険金の請求用紙を送付してもらう必要があります。

生命保険会社に問合せをする際は、保険証券の番号、亡くなった方の氏名などを伝えます。

3 必要書類を集める

死亡保険金の請求をするためには、相続が発生したことを証明する必要もあります。

そのため、医師の死亡診断書や死体検案書が必要となります。

医師の死亡診断書や死体検案書は、他の相続の手続きでも使うことがあるため、複数枚コピーを取っておくと安心です。

また、死亡保険金を請求する方が、その受取人であるということを証明するために、受取人の方の戸籍や印鑑登録証明書を求められることが多いです。

4 死亡保険金の受取りの時効に注意

死亡保険金は、いつまでも残り続ける権利ではありません。

一定期間が経過すると、時効を迎えてしまい、死亡保険金を請求することができなくなるおそれがあります。

そのため、ご家族が亡くなったばかりの時期には、何かと慌ただしい日々が続きますが、できるだけ早い段階で、死亡保険金の受け取りの手続きを進めることが大切です。

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