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相続した株の名義変更をする場合のQ&A

  • 文責:所長 弁護士 伊藤美穂
  • 最終更新日:2024年7月22日

株式を相続したのですが、名義変更の手続きはどのように行えばよいのでしょうか?

上場株式と非上場株式で、相続手続きの方法が異なります。

上場株式を相続した場合には、当該株式を管理している証券会社に連絡をする方法によって名義変更手続きを行います。

反対に、非上場株式を取得した場合には、当該株式を発行した会社に連絡をとって名義変更手続きを行う事となります。

上場株式の名義変更手続きはどのように行うのですか?

上場株式については、株式の譲渡や、相続による所有者の変更等の事務手続きを管理しているのは、証券会社となっております。

したがって、所有者の名義変更をする方法は、証券会社に確認し行っていくこととなります。

そして、一般的には以下のような書類を提出することで名義変更の手続きを行うこととなります。

① 株式の名義書き換え請求書

② 取引口座引継ぎの念書

③ 相続人全員の同意書

④ 相続人全員の印鑑証明書

⑤ 亡くなった人の出生から死亡までの戸籍謄本

⑥ 相続人の戸籍謄本

⑦ 遺産分割協議書

このような書類の外に、証券会社独自に要求している書類等も存在する可能性があるため、株式の相続を行う際は、必ず証券会社に確認したうえで、手続きを行うようにしましょう。

非上場株式の名義変更手続きはどのように行うのですか?

非上場会社の株式を取得した際は、当該株式を発行している会社に対して株式の名義変更を請求するようにしましょう。

非上場会社の場合には、証券会社を通じて株主を管理しているわけではないため、株主の名義変更の請求は非上場会社そのものに対して行っていく必要があります。

その際、必要な書類としては、基本的に上記に挙げた書類と同様になりますが、この場合もその会社独自の書類が必要となる場合がありますので、確認してから行うようにしましょう。

株の名義変更手続きについても相談できますか?

はい、できます。

株式の相続手続きを行うにあたっては、必要な書類等について、適切な機関に対して確認を行っていくことが重要になります。

私たちは、株の名義変更手続きに関して、質問をいつでも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

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